COLUMN お役立ちコラム

資金(ローン)
2022/02/11

住宅ローンの保証料とは?

住宅ローンの保証料は住宅ローン契約時にかかる諸費用のひとつであり、借入先の金融機関ではなく、住宅ローンの保証を行う保証会社へ支払います。

住宅ローンの返済ができなくなった場合には、保証会社が債務者に代わって借入先の金融機関に住宅ローンを全額返済(弁済)することで、借入先の金融機関が住宅ローンの融資を確実に回収できる仕組みとなっています。

住宅ローンの多くでは保証人が不要ですが、保証会社がその役割を果たしています。

保証会社による弁済はあくまで一時的な肩代わりしているだけ。
保証会社による弁済はあくまで一時的な肩代わりであって、債務者が負っている住宅ローンの返済義務がなくなるわけではありません。 弁済後は債権者が金融機関から保証会社に代わるだけで、債務者は保証会社に対して返済義務を負います。
保証料は一括前払い「外枠方式」、もしくは金利に上乗せする形「内枠方式」の2つに分けられます。
外枠方式は保証料を契約時に一括で支払うので、契約時の負担は大きいですが、内枠方式よりも住宅ローンの毎月の返済金額を抑えられます。 また、保証料以外の借入条件・返済方法が同じ場合、内枠方式に比べ保証料の合計金額が小さくなることが一般的です。 一方内枠方式は、借入金利が年0.2%程度上乗せされるため、毎月の返済額や総返済額は外枠方式より多くなりますが、契約時の負担は抑えられます。